治療効果の差

こんにちは。こずえクリニック院長の服部です。毎日毎日暑いですね。

あまりにも暑くて、ブログの方も長い長い夏休みをいただいてしまいました😅

スミマセン・・・。

                       

前回・前々回と書いたブログの影響もあるのか無いのか、ここ最近はシミ治療やリッシュブランご希望でご来院下さる患者様が多いです。ありがとうございます。

美容皮膚科をやっているので当然ではあるのですが、お肌がきれいになって患者様の悩みが減り、皆さんが笑顔になっていくと、とっても嬉しいです。

リジュライト(光治療)やメソナJ(メソポレーション)を施術する時は、

「シミ薄くなぁれ、きれいになぁれ♡」と念じながら施術しています😁

逆に治療の効果がイマイチの時は、「なんとかして効果を出して差し上げたい!」と思います。

同じ治療をしていても、全員に同じ反応・効果が出ることはありません。

それが「個体差」「個人差」ではあるのですが、その「差」はなぜ出るのか?

「差」を減らすことはできないのか?

一体何が違うのか?

                       

持って生まれた遺伝子を変えることはできませんが、それ以外で治療の効果に影響を与えるコトとして私が考えているのが

「毎日のスキンケア」と「栄養状態」です。

総合病院の形成外科に勤務していた時には、褥瘡や慢性潰瘍などの治療もたくさんしておりましたが、栄養状態が悪いと傷の治りが悪いです。これは傷の治療に関わる人ならみんな知っています。

栄養状態が悪い、ということはつまり身体を作る(傷を治す)材料が足りないので、色々な薬を使ったりしてもなかなか治らないのです。

美容治療でも、光を当てたりレーザーを当てたりして「コラーゲンの生成促進を図る」という治療を行いますが、もし、増やしたいコラーゲンの材料が足りていないとしたら・・・?

残念ながらコラーゲンがどこか外から飛んできてレーザーと一緒に皮膚に入り込んでくれるわけではありません。身体の中にある材料で作るしかないのです。

私は美容皮膚治療は外からのアプローチだけでなく、身体の内側から整えることを並行して行った方が効果が高い、と思っています。私が抗加齢医学や分子栄養を学ぼうと思ったきっかけはそこです。

アンチエイジング的には、本来は内側を整えることの方がより重要ではありますが、栄養面のアプローチだけでは美容皮膚的な効果が目に見えるまでとても時間がかかります。

ですので、外から働きかけつつ、中からも整えるのがお勧めです。

もし光治療やレーザー治療などを受けていても効果がイマイチ感じられない場合は、身体の内側から整えるということを考えてみてください。

                                   

そして、皮膚は「外界からの様々な刺激を受ける」という点で、その他の臓器と大きく異なります。外界からの刺激の2大巨頭が、紫外線とスキンケアです。

女性は特に顔の皮膚に触れる回数が多いので、毎日のスキンケアが及ぼす影響は思っている以上に大きいです。

毎日のスキンケアを侮るなかれ。正しい方法で行うことが本当に大切です。

ブログを読んで「洗顔の仕方聞きたいです」とおっしゃってくださる患者様もいらっしゃいます。嬉しい限りです😊

皆さまのお悩みが減って毎日元気に楽しく過ごせるよう、お手伝いさせていただけたらと思います。