顔のほくろ除去《症例紹介》
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当院で治療された症例をご紹介させていただきます。
50代女性。顔のほくろ3カ所を2回に分けてエルビウムYAGレーザーで除去しました。
施術前にダーモスコピーで良性の所見であることを確認してから治療を行います。
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治療内容:局所麻酔後にエルビウムYAGレーザーでほくろを蒸散します。約2週間創傷被覆材で創部を保護します。上皮化後は特にアフターケアは不要です。
治療期間・回数:2回(1回目に2カ所、2回目に1カ所のほくろを治療。1カ所のほくろにつき治療は1回のみ。)
費用:施術料19,250円(2mm大5,500円2個、3mm大8,250円1個)
リスク・副作用:発赤・出血・痛み・炎症後紅斑・炎症後色素沈着・肥厚性瘢痕・再発
※使用機器について
この治療で使用するAlma社製「Harmony XL Pro」は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。国内で同様の承認機器はありません。
医師の判断の下、国内輸入代行を通して個人輸入しています。
HarmonyXLProは65種類以上の疾患・症状に対し米国FDAの承認を得ております。
エルビウムYAGレーザーは凝固層を作らずに組織を蒸散できるため、周囲正常組織への熱作用が少なく、
CO2レーザーでの治療に比べて炎症後色素沈着や治療後の瘢痕が比較的目立ちにくいという利点があります。
よく調べておられる患者様ですと、「CO2レーザーではなくエルビウムYAGレーザーで治療できるところを探してきました。」と、わざわざ遠くからいらして下さることもあります。
ただし、凝固層を作らないということは組織の収縮作用も働かないことになりますので、
エルビウムYAGレーザーでのほくろ除去は、当院では直径5-6mm以下のものにさせていただくことが多いです。(ほくろのある部位にもよります。)
それ以上の大きさのほくろをエルビウムYAGレーザーで蒸散した場合、陥凹瘢痕が目立ってしまうことがあるためです。
ちなみに加齢性のイボの場合は、深く蒸散する必要がないので、どんなに大きなイボでも基本的にはレーザー治療が可能です。
気になるほくろ・イボがございましたらお気軽にご相談下さい。