シミ・そばかす 光治療《症例紹介》
当院で治療された症例をご紹介させていただきます。
40代女性。妊娠後に目立つようになってきた顔のシミ・そばかすを気にされて来院されました。
大きなシミはなく、小さいシミが多数ある状態でしたので、
スキンケア指導を行ったうえで
ガーゼやテープなどを貼る必要のない光治療(IPL/当院の施術では『リジュライト』)を行うことにしました。
治療内容:IPL:Intense Pulsed Light(リジュライト)を1ヶ月おきに顔全体に3回照射。2回目施術時から2ヶ月間はトラネキサム酸・ビタミンC・ビタミンEの内服を併用。
治療期間・回数:約3ヶ月・3回
費用:リジュライト3回 82,500円、内服薬2ヶ月17,600円(別途再診料1回1,100円)
リスク・副作用:赤み・腫れ・痒み・水疱・痂皮・炎症後色素沈着・肝斑の悪化
※使用機器について
この治療で使用するAlma社製「Harmony XL Pro」は医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。国内で同様の承認機器はありません。
医師の判断の下、国内輸入代行を通して個人輸入しています。
HarmonyXLProは65種類以上の疾患・症状に対し米国FDAの承認を得ております。
頬の細かいシミが全体的に薄くなり、さらに頬の赤みも改善しています。
全てのシミが完全に消えているわけではありませんが、
治療後にテープなどを貼ることなく全体の改善が得られるのは光治療の利点です。
リジュライトは通常1ヶ月おきに5回前後の施術をおすすめしておりますが、
今回ご紹介した症例のように、5回未満の照射でも十分な効果が出ることもあり、
その場合には照射の間隔をあけて、3-4ヶ月後のメンテナンス照射をおすすめさせていただいております。
当院では「5回照射セット割り引き」のような料金設定を行っておりませんが、
それは「必ず5回照射しなければ良くならない」という訳ではないからです。
少ない照射回数で結果が出れば、それが患者様にとっても一番良いと思います。
ただし、効果を出そうと初回から強めの設定で照射しますと、それなりに副作用・合併症のリスクもありますので、
適切な設定が大切になります。
当院ではお肌の反応を確認しながら院長が施術を行っております。