ボトックス治療やってます

こんにちは。こずえクリニック院長の服部です。

蒸し暑い日が続いていますね。多汗のご相談も増えております。

当院では重度の原発性腋窩多汗症に対するボトックス治療を行っております。

まずは原発性腋窩多汗症であるか、重症度はどうかなどを診察させていただき、

適応ありと判断された場合には、保険での治療が可能です。

                   

ボトックスに対して『なんだか怖い』と思っておられる方が意外に多いようですが、

日本で眼瞼痙攣の治療薬として承認されたのが1996年ですから、もう20年以上前から保険診療で使用されている薬です。

眼瞼痙攣や原発性腋窩多汗症だけではなく、片側顔面痙攣、痙性斜頸、斜視、上肢痙縮・下肢痙縮など、保険適応になっている疾患も多くあります。

この4月には過活動膀胱に対する「ボツリヌス毒素膀胱壁内注入療法」も保険適応になったそうです。

ボツリヌス「毒素」という言葉が、『なんだか怖い』という印象につながっているのかもしれませんが、

これだけ多くの疾患で保険治療として認められ、有効性が確認されているということを知れば、安心して治療を受けていただけるのではないかと思います。

時期的には原発性腋窩多汗症でお悩みの方が多いかと思いますが、当院では眼瞼痙攣、片側顔面痙攣に対するボトックス治療も行いますので、

お悩みの方はどうぞご相談ください。

                         

余談ですが、美容におけるボトックス治療もオススメです。

こちらも「ボトックスやると無表情になる」とか「ボトックスやると顔がこわばる」と思っていらっしゃる方が多いようですが、

筋肉の動きや強さを見てきちんと注入すれば、無表情になったり顔が動かないなんてことはまずありえません。

むしろ、自然で美しい表情になりますよ。

眉間のシワは不要だと思うので、私自身は眉間に打つのが好きです。

最近の若い方々、なぜか「困り顔」をされていることが多く、オトガイ筋を常に収縮させていて、「顎の梅干しジワ」ができている方が多いなーと眺めています。

もちろん、加齢の影響で梅干しジワができていることもありますが。

オトガイ筋は緩んでいる方が正面から見ても顎がとがって見えて小顔効果がありますし、

横から見ても美しい横顔のラインになります。

当たり前ですが、シワは病気ではありませんので、自由診療になります。

ご興味のある方はご相談ください。