当院でお顔のほくろの切除術を行った症例をご紹介させていただきます。

30代女性。子供の頃から右眉下にほくろがあり、徐々に大きくなってきたとのことで治療を希望されました。

局所麻酔下に切除術を行いました。

治療内容：皮膚腫瘍切除術（局所麻酔後にデザインに沿って皮膚を切開し、腫瘍(ほくろ)を切除して糸で皮膚を縫合閉鎖します）

治療期間・回数：1回(手術時間約30分)

費用：約8,500円(保険診療3割負担)

リスク・副作用：出血・痛み・腫れ・感染・きずあと・肥厚性瘢痕　など

手術を行う患者様には必ずご説明していることですが、

術後にきずあとが全く残らないということは残念ながらありません。

特に、術後1ヶ月～半年は赤みやきずの硬さがつよくなりますが、

時間の経過と共にきずあとは少しずつ目立たなくはなっていきます。

きずの経過につきまして個人差(体質・肌質)や手術部位などによるところも大きいので一概には言えませんが、

なるべくきずあとが目立たないよう心がけて手術を行っております。

通常2年9ヶ月後まできずの経過を診ることはないのですが、

こちらの患者様は別の内容で継続して通院して下さっており、

長期経過後の写真撮影に快くご協力していただきました。

ありがとうございました。