バーチュRFとは
バーチュRFはマイクロニードルRF治療器です。マイクロニードルRF治療は、微細なニードル(針)を肌に刺入し、RF(高周波)を真皮内に伝達させることにより、即時的なコラーゲンの収縮、それに続く線維芽細胞の活性化、サイトカイン・成長因子・ヒートショックタンパク質(HSP)・細胞外マトリックスタンパク質の発現の増加を通じて、真皮のリモデリングを誘導します。それにより、しわの軽減、たるみ/輪郭の改善、毛穴の収縮、ニキビ跡など様々な疾患に使用されている機器です。
バーチュRFの特徴
バーチュRFは独自のテクノロジーを搭載しており、他のRF治療器に比べ痛みが軽くダウンタイムも短いのにより深い層まで強力なエネルギーを届けることが可能です。また、エネルギーを届ける深さや密度を細かく調整できるため、施術目的に応じて設定をカスタマイズし、より効果的な施術を行うことができます。
さらに、バーチュRFは3種類のハンドピースを有しており、皮膚の状態や部位によって使い分けることでひとりひとりに最適な施術を提供します。
米国FDA・欧州CE・韓国MFDS承認。海外の美容医療現場でも人気の高い機器です。
バーチュRFの独自テクノロジー
- ACS(Advanced Cooling System )
クーリングプレートにより表皮を保護し、痛みを軽減。より安全で強力なエネルギーの照射が可能。 - IPRS(Integrated Pulsed Radiofrequency System)
RF(高周波)エネルギーを最大10パルスまで分割して照射。分割照射することで組織へのダメージを最小限に抑えながら強いエネルギー照射が可能。 - IECS(Integrated Energy Control System)
0.5/1/2MHzの3つの周波数モードを搭載。施術の目的に応じてMHzモードを設定することで様々な施術が可能。 -
MDCS(Minimum Depth Control System) ニードルは最小深度0.1㎜から最大6㎜まで0.1㎜刻みで調整可能。より多様な深さをターゲットとした安全で効果的な施術が可能。
使用機器について
- 未承認医薬品等
VirtueRFは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。 - 入手経路等
当院で使用しているVirtueRFは韓国ShenB社で製造されたものを当院で個人輸入しております。 - 国内の承認医薬品等の有無
国内においては承認されている医療機器で同様のものはありません。 - 諸外国における安全性等に係る情報
VirtueRFは米国FDA、欧州CE、韓国MFDSにて承認されております。
適応
- 皮膚のたるみ
- にきび痕
- 目の下の影(クマ)やたるみ
- リフトアップ
- 傷跡
- 毛穴
- 妊娠線
- 上まぶたのたるみ
- 小じわ
- 肝斑
- 外科手術や糸リフトはしたくない
- 肌のツヤやハリ
- 酒さ
治療の流れ
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洗顔
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撮影
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麻酔
顔・首は麻酔クリーム塗布、下まぶたのたるみ取りは眼窩下神経ブロック
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施術
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鎮静パック
費用は料金表をご覧ください。
リスク・副作用
副作用には赤み、熱感、腫脹、ピンポイントの出血などがありますが、これらは通常一過性であり、数時間で治ります。
また、起こりうる副作用として色素沈着などがありますが、時間の経過とともに消失します。
RF治療を受けられない人
- ペースメーカーを装着している方
- 照射部位に金属糸などが入っている方
- ケロイド体質の方
- 活動性の皮膚感染症がある方
- 妊娠授乳中の方
- 抗凝固薬抗血小板薬内服中の方